【薬剤師の転職】製薬会社に転職するために必要なスキルは?

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■【薬剤師の転職】製薬会社に転職するために必要なスキル

製薬会社で薬剤師として働くために必要なスキルはありません。

しかし働き方によってはそれぞれ資格が必須となるため、製薬会社の中でもどのように働きたいかを検討することが大切です。

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■製薬会社で働く薬剤師の業務内容

ひとことに薬剤師といっても、製薬会社の場合さまざまな職種があります。

製薬会社での働き方をまとめてみました!

・管理薬剤師
・医薬情報担当者(MR)
・治験コーディネーター(CRC)
・品質管理/品質保証
・研究開発職

それぞれどのような仕事や役割りがあるかを細かくみていきましょう!

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◇管理薬剤師

薬剤師が製薬会社で管理薬剤師として働く場合、主に医療品の管理をする仕事がメイン
となります。

企業の中で薬剤に関する最高責任者となるため、比較的休日が優遇されやすいところが特徴的です。

そんな製薬会社で働く管理薬剤師の業務内容をまとめてみました!

・医薬品の在庫管理
・問い合わせ対応

問い合わせの対応は、医師や医薬品情報管理(DI)から来ることがあるため薬剤に関する高い知識が必要なポジションです。
また、製薬会社の中でも工場勤務の場合は他の薬剤師やスタッフの管理も管理薬剤師の仕事となります。

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◇医薬情報担当者(MR)

医薬情報担当者は製薬会社の営業職となります。

他の業界では直接医薬品の販売を行うことがありますが、製薬会社の場合は直接医薬品を販売することはありません。

そんな製薬会社で働く医薬情報担当者の業務内容をまとめてみました!

・有効性/安全性/副作用の情報提供
・有害事象の情報収集

医薬情報担当者は、主に病院や診療所とコミュニケーションをとって自社医薬品の情報をやり取りする仕事ということですね。

医療情報担当者は、病院や診療所に薬の有効性や安全性、副作用などの情報を提供します。

また、実際に使用した際の有害事象などは医師などから情報をもらい、自身が働く製薬会社に報告するいわば窓口となります。

業界団体が行っている医療情報担当者の認定試験も実施されているので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね!

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◇治験コーディネーター(CRC)

治験コーディネーターは薬剤師からの転職が多い職種のひとつです。

新薬の開発には欠かせない治験コーディネーターの業務内容をまとめてみました!

・被験者への新薬の説明
・被験者の状態把握
・被験者のケア
・スケジュール管理
・服薬指導
・データ/資料作成

治験コーディネーターは、新薬を開発する際に発生する治験を行う際に大切なポジションです。

実際に治験に参加する被験者のスケジュールを組んだり、服薬指導を行います。

また、治験が始まると、被験者の状態を把握しメンタルケアなども発生するため高いコミュニケーション能力と知識が必要です。

業界団体が行っている治験コーディネーターの認定試験も実施されているので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね!

◇品質管理/品質保証

製薬会社には品質管理部門と品質保証部門というものが存在します。

そんな品質管理部門の業務内容をまとめてみました!

・医薬品の原料管理/保証
・製造工程の管理/保証
・出来上がった製品の管理/保証
・品質確認試験
・データ分析

品質管理部門や品質保証部門では、製薬会社で作られた製品の全てを管理・保証しているということですね!

品質管理は本社、品質保証は工場勤務となることが多いところも特徴的です。

◇研究開発職

実際に新薬を開発する研究開発職は、製薬会社の中でも特に目立つポジションです。
新薬を開発してから出来上がるまでは、25年という長い月日がかかる場合もあります。
長い歳月をかけてコツコツと研究を進めるため、なによりも忍耐強いことが必須の職場
です。

研究開発者になるには基本的に博士以上の課程を修了している必要があります。

企業によって求人内容も異なるため、必須スキルについては求人をチェックしてみることをおすすめします!

■製薬会社で働くメリットとデメリット

薬剤師が製薬会社に転職した場合、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

製薬会社に転職するメリットとデメリットをまとめてみました!

◇メリット

製薬会社に転職するメリットは以下です。

・スキルアップ
・年収アップ
・福利厚生の充実

製薬会社で働くと、一般的な薬剤師とは違い調剤業務は発生しません。

その代わりに、英語力や最新の医薬品に関わるため知識を増やすことができます。

製薬会社は薬剤師の中でも年収が比較的高いところも魅力のひとつ。

年収アップを目指した転職を視野に入れている人にはぴったりなのではないでしょうか?

また、製薬会社は福利厚生が充実していることも特徴的です。

企業によって内容は異なりますが子育てサポートや社宅などが充実していることが多いので、ぜひ気になる企業のホームページを確認してみてくださいね!

◇デメリット

製薬会社に転職するデメリットは以下です。

・倍率が高い
・転勤がある
・自己管理能力が必要

製薬会社は年収が高いこともあり、薬剤師の中でも人気の職場です。

転職の際の倍率があがってしまうため、すぐに転職が決まらない可能性があるというデメリットがあります。

特に医薬情報担当者(MR)への転職の場合、定期的に転勤が発生することがあります。
家庭がある場合、転勤はデメリットとなってしまうこともあるかもしれませんね。

製薬会社での勤務、結果を重視されることが多いため自己管理能力が求められます。
日々のストレスの中で結果を求められるため高い精神力が必要ですね。

 


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