パソコンよりも持ち運びしやすく、小説や漫画も読めてメモもとれちゃう便利なタブレット端末。
だけど、スマートフォンがあれば大抵のことはできてしまうし、文章を書くならパソコン!と決めている人も多いでしょう。
16私もタブレット端末にはあまり興味がなく、スマホで十分と思っていました。
だけど、スマホだと小説や漫画を読むのには画面が小さいし、出先で文章を書きたいけどパソコンは重くて使いにくい。
さらに、物を増やしたくなくて書籍を大量に処分したのをきっかけに本格的に電子書籍に移行することに。
そこで、タブレット端末の購入を決めました。
タブレット端末にもOSがあり、iPad、AndroidやWindowsの3種類です。
私はスマホがiPhoneのため、アプリなどを共有しやすいiPadを選びました。
買ったのは第3世代iPad Air(2019)。
このiPad Air、私のようにiPadを初めて購入する人にピッタリでしたので、他のiPadモデルとの比較をしながら解説します。
このページはこんな人におすすめ
・iPadのどのモデルを選べば良いか分からない!
・iPad Airの使い心地を知りたい!
第3世代iPad Airと他のモデルの比較
iPadと言っても、さまざまなモデルが出ていてよく分からないですよね?
現在、iPadのモデルにはiPad・iPad Pro・iPad Air・iPad miniがあります。
ここでは、その4種類のモデルの大きさやスペック、使えるアクセサリを比較していきます。
iPadシリーズのサイズと重さ比較
サイズ | 重さ | |
第3世代iPad Air | 10.5インチ | 456g |
iPad Pro 11インチ | 11インチ | 468g |
第6世代iPad | 9.7インチ | 469g |
第5世代iPad mini | 7.9インチ | 300.5g |
*重量はwi-fiモデルの重量です
本体の大きさはiPad Proの11インチモデルが1番大きく、iPad miniがその名の通り1番小さいです。
iPad Proシリーズはホームボタンがないため、スッキリとしたデザインなのが特徴です。
重さでは、小ささを売りにしてるiPad miniが断トツで軽く、あとのモデルはほとんど同じくらいだというのが分かると思います。
iPad Proは12.5インチのモデルもありますが、パソコンサイズで純粋にタブレット端末として使うには少し色合いが違うので、ここでは割愛させて頂きます。
iPadシリーズのその他スペックと価格比較
チップ | ディスプレイ | カメラ | 価格(税抜) | |
第3世代iPad Air | A12 | 2224×1668pixel | 12メガピクセル | ¥54800 |
iPad Pro 11インチ | A12X | 2388×2048pixel | 8メガピクセル | ¥89800 |
第6世代iPad | A10 | 2048×1536pixel | 8メガピクセル | ¥37800 |
第5世代iPad mini | A12 | 2048×1536pixel | 8メガピクセル | ¥45800 |
*第6世代iPadは32GB、その他は64GBモデルの価格
チップは数字が大きいほど新しく性能が良いと思ってください。
チップはiPad Proが最上級となっていますが、第3世代iPad Airはその1つ下ですので悪くはありません。
しかし、より低価格の第5世代iPad miniと同じチップですので、お得感はあまりないかもしれませんね。
第6世代iPadは価格は安くて魅力的ですが、2世代も前のチップです。
iPadシリーズのアクセサリ比較
Smart Keyboard Folio | Smart Keyboard | Apple Pencil (第2世代) | Apple Pencil (第1世代) | |
第3世代iPad Air | × | ○ | × | ○ |
iPad Pro 11インチ | ○ | × | ○ | × |
第6世代iPad | × | × | × | ○ |
第5世代iPad mini | × | × | × | ○ |
価格(税抜) | ¥19800 | ¥17800 | ¥14500 | ¥10800 |
Apple純正のiPad用アクセサリの比較です。
長い文章を書く、イラストを描く、メモをとるという使い方をするにはキーボードやスタイラスペンが必要です。
純正でなくても良いのであれば、それぞれのモデルに対応したアクセサリを使うことが出来ます。
しかし、やはり純正品だと使用感も良いですし、純正を使いたい方も多いはず。
その場合は、上の表のようにモデルによって使えるアクセサリが異なりますので、注意が必要です。
特に、iPad Proはキーボードもスタイラスペンも最新のモデルでないと使うことができないので気を付けましょう。
第3世代iPad Airが初めてiPadを買う人におすすめな理由
前項でサイズやスペックなど、各モデルの比較をしました。
正直、第3世代iPad Airは特出してよいところがあるわけでもなく、あまり目立たないモデルです。
サイズや重さもiPad Proとそう変わらないですし、スペックはより低価格のiPad miniと同等。
唯一、iPad miniより秀でているのは、Smart Keyboardが使えることぐらいでしょうか。
それだって、純正にこだわらないならメリットにはなりません。
ですが、それこそが初めてiPadを購入する人にとっては使いやすいモデルだと言えるポイントなんです。
上位モデルのiPad Proはスペックこそ良いですが、価格は非常に高価です。
初めてのiPadを使いこなせるか分からない人には、手が出しにくいでしょう。
それに、そこまでのスペックのタブレット端末が必要な人は限られています。
普通に動画や電子書籍、ネットサーフィンを楽しみたいだけの人であれば他のモデルで十分です。
第3世代iPad Airのチップは、iPad Proの前モデルより性能が良く、しかも価格はiPad Airの方が安いのでお得感があります。
また、第5世代iPad miniは、イラストを描いたり文字を打ち込むには画面が小さいというデメリットがあります。
動画や電子書籍にはピッタリのモデルではありますが、大型化しているスマホとの使い分けがいまいちハッキリとしないでしょう。
あまりタブレット端末らしくないモデルではあります。
一方、
第3世代iPad Airは、画面が大きく動画や電子書籍も見やすく、タブレット端末らしいサイズです。
純正のSmart KeyboardやApple Pencilも使用でき、文字を打ったり、イラストを描いたり、メモをとるなど書き込みをしたい人もストレスなく使用できるでしょう。
また、価格も¥54800とiPad Proより断然安く手に入ります。
純正アクセサリもiPad Proより安いので、総額を抑えることが出来るのも良いですね。
他のモデルに比べて秀でている部分がないですが、不足しているところもなく、価格やスペックを総合すると非常に使いやすいモデルと言えます。
- チップの性能は1つ落ちるが、普通に使うなら十分
- 価格はiPad Proの前モデルより安い
- タブレット端末らしい大型ディスプレイで、動画や電子書籍、イラスト作成などが楽しめる
- 純正のSmart KeyboardとApple Pencilが使える
- 総合的に見て、癖がなく使いやすいモデルである
第3世代iPad Airを2カ月使った感想
電子書籍が読みやすい
今まではiPhoneで小説や漫画を読んでいましたが、iPad Airで読むと圧倒的に読みやすい!
スマホだと長い文章は折り返しが多くて読みにくかったのですが、iPad Airでは普通に本を読んでいる感覚でストレスがありません。
Smart Keyboardがめちゃくちゃ便利
キーボードの表面はザラついた感触で指が滑りにくく、ボタンは浅いですが押すときの感覚がいい感じです。
Smart KeyboardはそのままiPad Airのカバーになりますし、開いているときはスタンドにもなるので、iPad Airに常時つけたままでも邪魔になりません。
本体とは磁石でつながっているので充電も必要なく、使わないときはサッと取り外すことができます。
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初めてのiPadに第3世代iPad Airがおすすめな理由 まとめ
このページでは、
初めてiPad Airを買う人に第3世代iPad Airをおすすめする理由を解説しました。
iPadをパソコンの代わりに使いたい場合はiPad Proを、片手サイズで電子書籍や動画を楽しみたい場合はiPad miniを選ぶと良いでしょう。
しかし、
初めてiPadを使ってみようと考えている人は、大きな画面で動画や電子書籍を見たり、イラストを描いたり、少しはキーボードで文字を打ち込む予定がある場合が大半だと思います。
iPad Proほどのスペックはいらないし予算もない、iPad miniではサイズが小さい。
第3世代iPad Airは、メリットとデメリットのギャップが一番小さいモデルですので、初めてiPadを購入する方にはマッチしやすいモデルと言えます。
初めてiPadを買うときは、「とりあえず、第3世代iPad Airを買えば間違いない」と言えるでしょう。
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