節約したいけど、何から始めたら良いか分からない。
と言うあなた。
まずは家計簿をつけるところから始めましょう。
そうじゃなくて節約術が知りたいんだけど、とお思いでしょう?
それこそが節約が続かない理由です。
細かい節約術から始めると段々と面倒になって、次第にやらなくなります。
節約できる額も知れており、達成感も得られません。
ですが、家計簿をつけて支出が多い項目や無駄な出費を把握することで、どこを節約すれば効率よく簡単に出費が減らせるかを知ることができます。
この記事では、手取り17万円で年間100万円を貯金する私の家計簿を公開しつつ、節約生活の一歩を踏み出せるよう家計簿の付け方を伝授します。
このページはこんな人におすすめ
- 節約したいけど何から始めたら良いか分からない人
- いきなり節約を始めて失敗した経験がある人
年間100万円貯金できる家計簿の実際
こちらが私の1月の家計簿です。
Excelと同様の機能があるGoogleの「スプレッドシート」というアプリを使っています。
合計額などはあらかじめテンプレートにしてあり、使った金額を入力していくだけです。
月が変わったら、テンプレートをコピーして使うので毎月用意する手間がかかりません。
収入欄
現在の主な収入は給料。
さらにボーナスなどを臨時収入として分かりやすいように区分けしています。
実家に帰ったときに祖母から貰ったお小遣いなんかも、ここに入力しています。笑
そして、私は副業としてブログ運営や投資もしているため、それらの収入欄も作っています。
ただし、副業・投資収入は生活費に使うことはないので合計欄は分けてあります。
日別支出欄
ここは、その日に使ったお金を入力。
大きく、食費・雑費・ペット費・お小遣いに分けていますが、同じお店で買い物した場合(会計が同じ場合)でも分けずに比率の大きい方に入力しています。
消費税なんかを考えると、同じ会計内で計算するのが面倒だからです。笑
例えば、同じ日に2件のスーパーで買い物をした場合は2件の合計額を1マスに入力しています。
1番下には1カ月の合計が出るように計算式(ただの足し算です)を入れてあるので、自分で計算する手間はありません。
支出欄
固定費や変動費、特別費の入力欄です。
各合計欄は自動で入力されるようにしてあります。
食費・雑費とお小遣い(ペット費込み)は日別支出欄の合計額が自動で入ります。
支出合計・貯金額欄
ここでは収入欄と支出欄の差額が自動入力されるよう計算式を入れてあります。
私はこの差額から、いくら貯金に回すかを決めて貯金額欄に入力します。
続けられる家計簿のつけ方
「さあ、家計簿をつけよう!」
といきなり始めるのも、早々に挫折する原因となります。
そうならないためにも、ここでは続けられる家計簿のつけ方を学びましょう。
家計簿はザックリで良い
家計簿をつける、と言うと買った項目を1つ1つ手書きして…。
なんて細かい作業を想像するかも知れません。
ですが実際は先に紹介したとおり、家計簿はただレシートの金額を入力もしくは書き込むだけでOKです。
1円単位でお財布の中のお金とピッタリ合わなければいけない、ということもありませんし、家計簿につけ忘れたレシートがあってもかまいません。
細かく書き出して、というのはよっぽど几帳面な人でない限り家計簿を続けることはできないでしょう。
『家計簿はザックリつける』
これが挫折しない家計簿の秘訣です。
家計簿をつける方法を工夫
私は面倒くさがりなので、あらかじめExcelシートに計算式を入力しておき、あとは使った金額を入力していくだけの家計簿をつけています。
このシートはコピーして翌月以降も使用できるので、手間は最初の1度きり。
家計簿を買いに行く必要もなくとても楽です。
このように、自分に合った家計簿を選ぶことはとても大事です。
例えば、可愛いペンなど文房具が好きな人は、市販の家計簿ノートに手書きでつける方がモチベーションが上がるでしょう。
手帳が好きな人は、ほぼ日手帳やじぶん手帳にライフログと共に家計簿もつけると、一元管理ができます。
私のような面倒くさがりさんはスマホのアプリで管理すると、ゲーム感覚で続けやすいかもしれません。
自分に合う、続けやすい方法を考えてみましょう。
どうしても家計簿を続けられない場合の対処方法
家計簿はザックリで良い、と書きましたが、そうは言っても毎日忙しくて家計簿をつけている暇はないという方もいらっしゃいますよね?
そんな家計簿を続けられない場合は、これから紹介する対処方法を試してみてください。
家計簿をつけるのを週1回にする
お金を使う度に家計簿を出してきて記入するのは大変です。
毎日つけることができないこともあるでしょう。
そんなときは、家計簿をつけるのを週に1回にします。
1週間のレシートは捨てずにとっておき、仕事が休みの日やまとまった時間があるときに家計簿に記入します。
今は電子マネーを使う場面も多いので、レシートを無くしても支払い履歴で簡単に振り返ることができます。
クレジットカード支払いは引き落とし日で管理する
家計簿をつけるときに悩むのが、クレジットカードの扱いです。
通販店などで品物を購入した日に支出を記入すべきか、クレジットカードの引き落とし日につけるか悩みますね。
私は購入日に金額を入力していますが、ポイント利用などで実際の引き落とし額が変わることがあるので、引き落とし日にまとめて家計簿につけると管理が楽です。
固定費だけ書き出してみる
上記の対処方法を試しても家計簿が続かない場合は、固定費を書き出してみましょう。
固定費とは、家賃や通信費など毎月出ていく額が決まっているものを言います。
この他には、スマホのオプションやケーブルテレビなどの有料チャンネル、新聞代、タバコやお酒、保険料などです。
固定費の各項目に毎月いくら支払っているかを書き出してみてください。
そして、その中に無駄な出費がないかをチェックしましょう。
特に下に当てはまる人はその支出をなくすことができます。
- ほとんど読まない雑誌を毎月買っている
- 独身なのに死亡保険に入っている
- 使わないスマホのオプションに入っている
- 格安SIMを使っていない
- 見ていないのにケーブルテレビに加入している
その他にも、無駄な出費があればそこが節約ポイントです。
家計簿をつけなくても、固定費を見直すだけで毎月決まった額を節約することができます。
年間100万円貯金できる家計簿 まとめ
手取り17万円で年間100万円を貯金する私の実際の家計簿をご紹介して、続けられる家計簿のつけ方をまとめました。
もう一度内容を振り返ってみましょう。
- ザックリつける
- 楽しく続けられる家計簿を使う
家計簿を1円単位でつけたり、細かく項目を分ける必要はありません。
毎月大体これくらいを何に使っているというのが分かればOKです。
そして、家計簿を続けるには楽しくなければいけません。
家計簿をつけることが苦痛だと長続きしないからです。
ですので、お気に入りの家計簿を用意して好きな色のペンで書いたり、手軽にスマホのアプリを利用したりと自分に合う家計簿のつけ方を選択しましょう。
家計簿が続かない人の対処方法
- 家計簿は週に1回
- クレジットカードは引き落とし日を支払日とする
- どうしても続かないなら固定費だけを書き出す
家計簿が続かないという人は上の対処方法を試してみてください。
毎日家計簿をつけるのが面倒という私のようなズボラさんは、レシートをとっておいて週に1回家計簿をつけるだけでかまいません。
クレジットカードでの支払いをどうするか?と迷うなら、引き落とし日を支払日として家計簿に記入しましょう。
これを試しても家計簿が続けられないなら、固定費を書き出してみてください。
固定費に無駄な出費が含まれている場合は、毎月その額を節約することができます。
使わないオプションプランやケーブルTV、新聞や雑誌の定期購読は解約しましょう。
節約を始めるにはまずは家計簿をつけることから。
その家計簿を見て、無駄な出費がどこかを把握するところから始めましょう。
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