皆さんは、家計簿をつけていますか?
家計簿をつけていなかったり、つけ忘れがちになったりしていませんか?
しかし家計簿を付けず、「今月いくら使ったか」「残金はいくらか」がわかっていないと貯金はできません。
このページでは、そんなもさこのように面倒くさがりな方にも続けられる、貯金の貯まる家計簿のつけ方をご紹介します。
家計簿を付けるだけで貯金が貯まる!
家計簿をつけずになんとなく買い物をしていると、貯金はなかなか貯まりません。
それが、家計簿をつけて家庭の収支を知るだけで、貯金にまわせる額が増えるんです。
確かに胡散臭く感じますね。
しかし家庭の収支をひと目で分かるようにしておくと、「今月は使いすぎているな!」と気付くことができます。気付きから、自然と節約思考になって支出を抑えられるというわけ。
そして、家庭の収支を知るためには、家計簿をつけることが必須です。
貯金の貯まる家計簿のつけ方の基本
早速ですが、「づんの家計簿」をご存知ですか?
私の家計簿は、づんの家計簿を応用してより手軽に家計簿をつけることができるようにしたものです。基本的な考え方はづんの家計簿と同じですので、先にづんの家計簿の説明をしましょう。
「づんの家計簿」とは?
「づんの家計簿」とは、インスタグラムでオリジナルの家計簿を公開しているづんさんという方の考案した家計簿。
家計簿が続かない!という方でも続けやすいと評判な方法です。
づんさんのインスタグラムはこちら。
家計簿が続かない!を解決するづんの家計簿のつけ方
づんの家計簿の見本を用意してみました。下記の形式で、ルーズリーフなどの紙に家計簿を記入していきます。
①月の収入
お給料や補助費、臨時収入などの収入を記入します。
合計金額をAとします。
②固定費の支出
家賃や光熱費など、毎月支出のある項目ですね。
合計金額をBとします。
③収支の差額
A−Bで、残高を出します。
④特別費など
空いた箇所に特別費などの出費を記入します。
そして、①〜④の下に、食費や雑費などの支出を記入していきます。この部分が独特で、食費や交際費、その他項目は一切分けずに全てを一緒にしています。
⑴ 1店舗での使用金額
買ったものは1項目ごとに金額を記載するのですが、1店舗で購入したものの合計金額を右端に書いておきます。
⑵ 1日の使用金額
1日に使用した合計金額を左下に書きます。
⑶ 月の使用金額
1日目以降は⑵の金額にその日の合計金額を足したものを書きます。
つまり、ここの金額が、その月に使用した金額の合計となるのです。
⑷ ポイント利用
ポイントを利用した場合もマイナス金額として記載します。
ネットでの買い物やポイントの利用も一緒に記入することで、今日までにどれくらいの金額を使ったかがひと目で分かるようになっています。
これが、貯金が貯まる家計簿の正体です。
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「家計簿が続かない人におすすめ!【楽しく、貯まる『づんの家計簿』書きたくなるお金ノート】
づんの家計簿のデメリット
づんの家計簿のつけ方は、良いところだけではありません。
もちろん、このやり方が合っている方もいらっしゃるかと思います。その場合はづんの家計簿をそのまま利用するとよいでしょう。
しかし、私にはづんの家計簿は続きませんでした。
理由は、次のとおりです。
- 買ったものを1つ1つ書かなければいけないので手間
- 買い物のポイント管理など、細かいことは面倒くさい
- 電卓で金額を計算するのが面倒くさい
いやでも、もさこと同じように面倒くさがりの方もいるはず!
面倒くさがりさんのための、簡単家計簿のつけ方
そこで考えたのが、もさこ式家計簿です。
基本的な考え方はづんの家計簿と同じです。そして、さらに面倒くさくて家計簿が続かない方向けに改良しました。
づんの家計簿では紙に家計簿を書きますが、もさこ式はExcelなどの表計算ソフトを使用します。「Google スプレッドシート」か「Microsoft Excel」が使いやすいです。
まず、以下のようなシートを作ります。
①月の収入
ここには、お給料や臨時収入を入力します。
全ての収入の合計を出せるように、B2のセルには「=B3+B4」の式を入れておきます。
②支出
家賃や光熱費などの固定費、食費や雑費など必要な項目を作ります。
細かく項目を設定しても良いですし、面倒ならざっくりとでかまいません。
D2のセルには、全ての支出欄の合計式を入力しています。
③収支の差額
収入合計−支出合計です。
この差額でいくら貯金ができるかを判断します。
①〜③以外に、
固定費以外の項目を横に、1〜31の日付を縦に作ります。
項目をまとめても良い場合は、日付だけでかまいません。
④各項目の合計金額
合計金額を出せるように、足し算式を入力しておきます。
オレンジの丸は、全ての合計金額を足し算したものが出ます。
ここが、今月使った金額になります。
家計簿のつけ方は、このシートに実際に使った金額を入力していくだけです。
計算式は初めに入力してあるので、計算はソフトが自動で行ってくれます。
表計算ソフトで家計簿をつけるメリット
表計算ソフトで家計簿をつけるメリットは、次のとおりです。
- 電卓で計算する必要がない
- 一度シートを作れば、コピーで使いまわせる
- 好きなフォーマットを作れる
- 使った金額がひと目で分かる
電卓で計算する必要がないことが最大のメリット。
また、好きなフォーマットにできることがアプリなどにはない魅力ですね。最初は計算式を入力したりと少し手間がかかりますが、一度作るとそのままコピーして使えうことができます。
表計算ソフトで家計簿をつけるデメリット
表計算ソフトで家計簿をつけるデメリットもあります。
- 表計算ソフトの扱いには多少の知識が必要
- 一番最初に家計簿シートを作る手間はある
家計簿では足し算しか使わないので、表計算ソフトに慣れた方であれば難しくはないでしょう。しかし、使い慣れていない場合は、最初のフォーマット作成でつまづいてしまうかもしれません。
お金の貯まる家計簿のつけ方 まとめ
貯金を貯めるためには、家庭の収支を知るところから始めましょう。
そのためには、家計簿をつける必要があります。今回は面倒くさくて家計簿が続かない、というもさこのような面倒くさがりさんに、おすすめの家計簿のつけ方を紹介しました。
もちろん、今は便利なアプリがたくさんありますし、紙派のかたは手書きが良い!という方もいらっしゃるでしょう。方法は、個人に合ったものでかまいません。
大事なのは、自身の収入と支出を知り、貯金できる金額を知ること。そして、その日までの支出を知って、節約思考に変えることです。
今までいろいろな家計簿を試してみたけど、上手くいかなかったという方も、自分に合った方法で家計簿をつけて節約に役立ててみては?
▼私が参考にしている家計簿のつけ方「づんの家計簿」はコレ▼