今話題のつみたてNISAやiDeCoで、投資が気になっている方も多いと思います。
私も今年1月から投資を始めたばかりの新人なのですが、始めたばかりでコロナショックが起きたりと散々な思いもしました。
そんな私から、これから投資を始める人に言いたいことがあります。
- 利益の増減に一喜一憂しない
- とにかく毎月一定額を投資信託で積み立てろ
- 資金に余裕があるなら日本株式や海外ETFも売買してみる
どうして?と理由が気になるかもしれませんが、それはこのあと順に説明していきます。
まずは、投資半年の現状
投資をしている人の資金の内訳って気になりますよね。
なので、まずは投資を始めて半年の私の資金現状を公開します。
こちらが総資産です。
投資がよく分からないよって人も、現金と定期預金は分かってもらえると思います。
先月まで定期預金が多かったので、現金に変えています。(もちろん現金は普通預金に預けていますよ)
割合にすると下のグラフのとおり。
持っている資産のうち、約40%を普通預金、約15%を定期預金、残りの約45%は投資に当てています。
投資にこんなに使って危ないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、危ないです。リスクはもちろんありますが、リスクをコントロールできる点でギャンブルとは違います。
下のグラフが総資産の推移です。
先に言ったように、定期預金を減らして現金と投資に当てたので、灰色の部分が少なくなりました。
今の時代、銀行の定期預金の利率はめちゃくちゃ低い!だったら、ネット銀行の普通預金に預け入れている方が100倍も違います。
つまり、100万円を定期預金に預けると1年後は1,000,100円ですが、ネット銀行の普通預金(金利1%)なら、101万円になります。(どちらもここから税金が引かれます)
とういうわけで、定期預金を普通預金に入れたり、株式を買ったのです。
投資半年の投資先
とは言っても、私も今年から投資を始めたばかりの初心者です。初めはちんぷんかんぷんでした。
でも仕組みが分かると面白くて、投資を始めて6カ月の今では海外ETFでドル購入をしたりもしています。(投資の仕方によっては円をドルに替える為替をすることもあります。もちろん円だけでも投資はできます)
*海外ETF:上場企業を集めた投資信託。投資信託と同様にプロが運用してくれます。その分手数料もかかります。
そんな私の投資状況がこのグラフ。
日本株式が多いですが、今後は海外株式も増やしていく予定です。
「REIT」というのは不動産投資のことです。
と言っても自分で家や土地を買うのではありません。ザックリ言うと、不動産投資をする会社の株を買うというイメージでしょうか。その会社は投資家から集めたお金で不動産投資をして、その利益を投資家にリターンしてくれます。
*J-REITとは日本のREITのこと。
投資を半年続けて、これから投資を始める人に言いたいこと
前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題です。
投資を半年続けたからこそ分かる、これから投資を始める人に言いたいことをまとめました。
利益の増減に一喜一憂しない
最初はどうしても、株価の増減が気になってしまいます。
私もそうでしたが、1日に何回も証券口座を開いてチェックしていました。でも、見ていても株価が上がるわけではないし、その時間で他のことをした方がよっぽど生産的です。
投資の書籍を読むと、売買を繰り返すほど利益は少なくなると書いてあります。その度に手数料などがかかるので当たり前です。
買ったら放っておく。というのが、長期投資のセオリーです。
あとは、減ったら生活できなくなるような資金を投資しない、というのも大事です。
投資は余剰資金で行うこと。そうでないと、今回のコロナショックのような暴落で生活ができなくなってしまうことになります。
とにかく毎月一定額を積み立てる
先の「利益の増減に一喜一憂しない」と関係しますが、株価が下がったら買う、上がったら売る、のではなく、毎月一定額を積み立てるようにしましょう。
SBI証券や楽天証券では、積み立ての設定(何をいついくらで)ができます。
もし現金が必要になれば、いつでも必要な額面を売ることができますから、預金の代わりと思ってもいいでしょう。
資金に余裕があるなら日本株や海外ETFにも挑戦してみる
投資初心者には「投資信託」がオススメ。と言われます。
私もそのとおりだと思います。
投資信託は、買付手数料が無料のものが多く、好きが額で買うことができます。(例えば1000円、100円など。株式は100株単位でしか買えず、最小額でも数万円かかります)
運用はプロが行うので手数料はかかりますが、人気の投資信託は1%未満の0.1%前後と非常にコスト面に優れています。
ただ毎月買っていくだけ、というのも初心者としては難しい操作が要らないので助かります。
でも、それだと投資を学ぶことはできません。
よくわからないけど言われたとおりにやればいいんでしょ?という方は投資信託1本でも良いでしょう。
ただ、もう少しお金の勉強をしてみたい。海外投信を買ってるけど、仕組みはどうなってるの?と興味があるのなら、日本株式や海外ETFを少しだけ買ってみることをお勧めします。
何故なら、日本株式の取引で企業を知ったり、キャッシュフローを学ぶことができますし、海外ETFなら為替を体験することもできます。
米国個別株となるとまたさらに勉強が必要なので、手が出しにくいかもしれませんが、投資半年の私でも海外ETFの運用はできました。(利益も出ています)
投資歴半年の初心者が言いたいこと まとめ
投資を始めて半年。
コロナショックはオイルショックくらいの暴落になる!と言われたり、サーキットブレーカーとかいう、少年漫画の技名みたいなものが発動したり、日々日銀が介入したりと慌ただしい時期でした。
投資を始めるには最悪の時期になってしまったなあと思うのですが、(実際私の資産は最大で40%減少しました)結局は株価は戻りますし、貴重な体験になったと思ってます。(現在は3%マイナス)
投資はリスクも伴うのでそれを十分理解した上で、自分にあった投資をしていくと良いでしょう。