■薬剤師の転職は産休明けにも再就職できるか?
これまで薬剤師として活躍していた人が産休明けに転職することは可能です。
しかし、なかには転職すべきかどうかを悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
産休が明けてから働く方法は2つあります。
・復職
・転職
どちらも産休が明けてから働く方法ではありますが、どちらを選ぶべきか迷ってしまいますよね。
ここでは、復職した方がいい場合と転職を考えた方がいい場合についてお話します!
◇復職が良い場合
これまで働いていた職場が産休や育休に対して理解がある職場の場合は、復職がおすすめです!
職場が変わると、人間関係や仕事内容にも変化がありますよね。
産後の体のことを考えると、可能な限り復職の方が負担を少なくすることができます。
特に小さい子どもは体調を崩しやすいため、復職できそうな場合は時短勤務制度を取り入れているか確認しておきましょう。
また、産後の体はとてもデリケートです。
今までは何気なくこなしていたことが難しくなってしまうこともあるため、子どもだけでなく自分のためにも始めは時短勤務ができると安心ですね。
◇転職した方が良い場合
出産をきっかけに退職した人や、これまでの職場に復職することが難しい人もいますよね。
退職していない場合にも、職場に産休や育休への理解があまりない場合は転職を視野に入れた方が後々のワークライフが充実する可能性があります。
産休や育休への理解とは主に以下のような職場の場合です。
・同じ環境のママさん薬剤師がいない
・子どもの急な体調不良に対応できない
・ママ経験者がいない
・残業が多い
・通勤時間が長い
特に小さい子どもの育児への理解がないと、はじめのうちは問題がなくてものちに人間関係でトラブルとなってしまう可能性があります。
また、残業の多さや通勤時間にも注意しましょう。
残業が多い職場や通勤時間がかかる職場の場合、物理的に子どもの急な体調不良などに対応することが難しいですよね。
復職と転職を迷っている場合は当てはまるものがないかを一度確認してみましょう!
■【薬剤師の転職】産休明けは派遣やパートがおすすめ!
薬剤師は正社員に関わらず、福利厚生が比較的充実しているところが特徴的です。
正社員として復職する場合は別ですが、転職する場合は育児の時間が作りやすい派遣社員やパートでの働き方がおすすめ。
産休明けは子どもが体調を崩したり、ママさんの体も仕事をするための準備が整っていないことがあります。
そういったことを考慮すると、フルタイムの正社員よりも派遣社員やパートでの勤務の方が負担が少なくなりますよね。
派遣社員やパートとして活躍すると、お子さんが大きくなったころには正社員としての転職や昇給を目指すこともできます。
もしもはじめから正社員として転職して、いざ働いた時に無理が出てしまうと長く続けることができません。
まずはじめは時間の融通がつきやすい働き方からはじめられると安心ですね!
■【薬剤師の転職】産休明けのいつから転職活動をはじめる?
転職活動に必要な期間は2カ月程度と言われています。
本格的に転職活動を始めてからは1カ月ほどで実際に働きはじめるイメージをもっているといいですね。
ここでは、産休明けに転職活動をはじめるタイミングと転職活動の始め方についてお話します!
◇転職活動をはじめるタイミング
日頃から育児や家事に追われていると転職活動をする時間を作るのも難しいかもしれませんが、仕事が始まるとさらに時間に余裕がなくなります。
転職活動をする時間もないくらいに余裕がない場合は、もしかすると転職のタイミングは今ではないのかもしれません。
時間や気持ちに余裕ができている時に転職を考えた方がその後のワークライフもスムーズに進むのではないでしょうか?
◇転職活動のはじめかた
転職活動というと、調べることが多く時間がかかって面倒というイメージの人も多いのではないでしょうか?
たしかに転職活動をしたところでお給料が発生するわけではないので、少し面倒な場合もあると思います。
しかし、転職活動はいきなり本格的にはじめる必要はありません。
転職活動をはじめる際のポイントをまとめてみました!
・どんな求人があるか調べる
・求人情報の絶対条件をランク付けする
・働いた時のイメージをもつ
まずはどんな求人が掲載されているのか調べてみましょう。
まとめ
始めはなんとなく求人を見るだけで問題ありません。
求人を見て自分が働いた時のイメージトレーニングをすると、求人情報に書かれている内容で絶対に外せない条件が出てくるはずです。
絶対条件をランク付けしておくと、本格的に転職活動を始めた時にスムーズに進めることができますよ!
あまり気張らずに、「楽しく働けそう」「お給料をこんなことに使いたい」と考えると、転職活動のストレスも少なくなるのではないでしょうか?
ただでさえ出産で体力を使い、育児でも神経を使っているはずなのでストレスを抑えながら転職活動を進めることが大切ですね!