「本日セール シャンプー 〇〇円! お一人様2点限り」
ドラッグストアへ洗剤を買い物に行って、シャンプー売り場にこんなPOPが貼り出されていたらどうしますか?
こんな風に考えて、今すぐに必要なものでないのに買っている方も多いと思います。
実はそれ、節約どころか余計な出費になっている可能性があります。
この記事では、節約するために買い置きをやめるべき理由について書いています。
買い置きのデメリット
買いすぎてしまう
買い置きをしていると、ストックの数を管理しきれなくなる場合が多いです。
私も、以前は買い置きをしていましたが、
やはり自宅に何がどれくらいあるのか分からなくなり、歯磨き粉が4〜5本買い置きされていたこともありました。
歯磨き粉なんて、そうそう使い切るものではありません。
4〜5本なんて、使い切るのに少なくとも1年はかかります。
節約のつもりが、結局余計な出費をしていたのです。
置き場所が必要になる
買い置きしたものを置く場所が必要になります。
一軒家であれば、倉庫など収納場所も多くあるでしょう。
しかし、
ワンルームなど収納スペースに限りのある部屋に住んでいる場合は、そもそも置き場がありません。
狭い収納スペースを有効活用するには、買い置きをたくさんするべきではありません。
家計管理がしづらくなる
買い置き分を買った月は支出が多くなりますし、買い置きで過ごした月は支出が少なくなります。
つまり、
その月に使ったものが分からないので、予算を立てづらくなります。
先月は余裕で予算内に収まったけど、今月は買い置きしたから予算をオーバーしてしまった、なんてことになります。
これでは節約なんて到底できません。
買い置きのメリット
ここまで買い置きのデメリットをお話ししてきましたが、買い置きのメリットもあります。
安く買える
安くなっているときに買っておけば、普段よりもお得になります。
消費期限のないものであれば、安いときにまとめ買いをするとかなりお得になるかもしれません。
いざというときに助かる
買い置きをしていないと、シャンプーを使おうと思ったのにストックがない!なんてことにもなります。
しかし、買い置きがあれば、そんな事態にはならないでしょう。
しょうゆが切れて、近くのコンビニで割高のしょうゆを買う、なんてことも避けられます。
正しい買い置きの仕方
買い置きのメリット・デメリットをあげました。
デメリットだけを取り上げて、買い置きは節約にならない!と言うこともできますが、
私は正しく買い置きをして節約することをおすすめします。
正しい買い置きとは、
・残りが半分以下になったら買い置きとして1つだけ買う
・残り量が分からなければ買わない
です。
大事なのは「そろそろ無くなるな」と思ったものだけを買い置きの対象にすることです。
例えば、
「シャンプーがもう少しで無くなりそうだったな、洗剤は確か半分以上あったはず。トイレットペーパーはどうだったかな?」
こんな場合を考えてみましょう。
このとき、
ドラッグストアでセールになっていたら買うものは、シャンプー1つだけです。
洗剤はまだ残りがあることがわかっていますし、トイレットペーパーは残り量が不明です。
ですので、この時点でトイレットペーパーは購入しません。
ここで残りが分からないトイレットペーパーを買ってしまうと、買い置きしすぎてしまう可能性があるからです。
どんなに安くなっていても、買うのは確実に残りが少ないと分かっているものにしましょう。
それも、2個も3個も買うのではなく、1つだけです。
まとめ
買い置きは、
・買いすぎてしまって出費が増える
・家計の管理が難しくなる
・置き場所が必要になる
といったデメリットが多いです。
しかし、デメリットばかりではなくメリットもあります。
・セールのときに買うと安い
・ストックがあれば無くなって困ることがない
ですので、
買い置きは絶対ダメ!という訳ではなく、正しい買い置きをしましょう。
繰り返しになりますが、正しい買い置きは、
・残りが半分以下になったら買い置きとして1つだけ買う
・残り量が分からなければ買わない
です。
安いからといってなんでもかんでも買うのではなく、
残りが少なくなってきたものを1個だけ購入することが節約にもっとも効果的です。
正しい買い置きをこころがけて、節約に繋げましょう。
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